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USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に年に何度か行くようになると、「年間パスにしたほうが安いのでは?」と気になってきます。いまの年間パスは、除外日がある「スタンダード」と、除外日がない「グランロイヤル」の2種類です。価格の差は大人で28,800円あり、どちらが得かは、行く回数だけでなく、行ける曜日や一緒に行く人の人数でも変わってきます。
この記事では、USJ公式サイトの年間パスのページ、年間パス比較表、入場除外日のページ、年間パス規約などを2026年10月26日に確かめた内容をもとに、価格、元が取れる回数の考え方、除外日、特典、買い方とアップグレード、入場時の顔認証までを順に整理しました。価格や特典は予告なく変わることがあると公式に書かれているので、購入の直前には必ず公式サイトでもう一度確認してください。
年間パスは2種類。価格と「何回で元が取れるか」
まずは2種類の年間パスの価格と年齢の区分を確かめ、そのうえで1デイ・スタジオ・パスと比べて何回行けば元が取れるのかを計算してみます。1デイの価格は日によって変わるので、計算は幅を持たせて見るのがコツです。
スタンダードとグランロイヤルの価格と種類
公式の年間パス比較表によると、価格(税込)は次のとおりです。
| 種類 | 大人(12歳以上) | 子ども(4〜11歳) | 入場除外日 |
|---|---|---|---|
| ユニバーサル・プライム年間パス・スタンダード | 22,000円 | 15,400円 | 年間約90日 |
| ユニバーサル・プライム年間パス・グランロイヤル | 50,800円 | 34,500円 | なし |
大人と子どもの差は、どちらの種類でも6,600円から16,300円ほどあるので、家族で買うときは誰が大人料金になるかを先に確かめておきたいところです。年齢の区分には、公式の注意事項にいくつか細かいルールがあります。
- 12歳でも小学生なら子ども価格です。
- 価格は「有効期間開始日」の年齢で決まります。申し込んだときに小学生でも、有効期間開始日に中学生になっていれば大人価格になります。たとえば3月に申し込んで4月から使い始めるなら、4月の時点の学年で考えます。
- 年間パスには、シニア価格や障がい者割引価格はありません。
このほかに、クレジットカード機能が付いた「年間スタジオ・パス・プラス」があり、スタンダード版とグランロイヤル版のどちらも、価格は通常の年間パスと同じ22,000円と50,800円です。公式サイトでは「追加料金¥0」とされ、対象は満18歳以上(高校生を除く)の大人に限られます。比較表には「自動更新だから更新忘れの心配なし」と書かれているので、1年で区切りたい人は、申し込む前に更新の仕組みを確認しておくと安心です。Xでは、更新を自動にしていたためにグランロイヤルで継続されていたことに気づき、来年何回行けるかわからないと書いた投稿もありました。
買う前に知っておきたい点として、公式ページの注意事項には、年間パスの販売数には限りがあること、価格や内容、販売そのものも予告なく変わる場合があることが書かれています。また、2025年1月30日にClubユニバーサルと公式WEBチケットストアがリニューアルされてからは、年間パスの特典チケットを買ったり使ったりするには、Clubユニバーサルへの年間パスの登録が必須になりました。クレジットカード付きの年間スタジオ・パス・プラスは、年間パスを持っていない人なら年間パスの購入と同時に申し込み、すでに年間パスを持っている人はクレジットカードだけを申し込む、という2つの流れが用意されています。
ちなみに、名前に入っている「プライム」について、公式サイトには「従来の年間パスからの優位性を示すものではありません」という注記があります。以前の年間パスより特典が増えたという意味ではない、ということです。
何回行けば元が取れる? 1デイの変動価格で計算してみる
元が取れる回数は、「年間パスの価格 ÷ その日の1デイ・スタジオ・パスの価格」で考えます。1デイ・スタジオ・パスは入場日によって価格が変わり、公式の年間パス特典のページでは、大人の1デイの通常価格が「¥8,400(税込)~」、子どもが「¥5,500(税込)~」と書かれています。さらにUSJは2026年6月30日のお知らせで、2026年9月1日来場分から、発売後も需要に応じて日別の価格を見直す仕組みに変えると発表しました。同じお知らせのFAQによると、すでに買ったチケットは、後で価格が変わっても差額を払う必要はありません。また、この見直しの対象は年間パスを除いた入場券で、年間パスの価格そのものは日別には動かないということになります。
いちばん安い日(大人8,400円、子ども5,500円)で計算すると、次のようになります。
| 種類 | 計算 | 元が取れる回数の目安 |
|---|---|---|
| スタンダード 大人 | 22,000 ÷ 8,400 ≒ 2.6 | 3回目の入場で上回る |
| スタンダード 子ども | 15,400 ÷ 5,500 = 2.8 | 3回目の入場で上回る |
| グランロイヤル 大人 | 50,800 ÷ 8,400 ≒ 6.0 | 7回目の入場で上回る |
| グランロイヤル 子ども | 34,500 ÷ 5,500 ≒ 6.3 | 7回目の入場で上回る |
これは1デイがいちばん安い日だけに行った場合の、いわば最も厳しい計算です。公式のFAQによると、子どもとシニアの1デイも大人と同じように日別に価格が変わるので、子どもの回数も行く日によって前後します。高い日に行けば回数は減ります。たとえば、Xで毎日の混雑予想を出しているアカウントは、2026年10月23日の大人1日券が9,900円から11,900円に上がったと投稿していました(公式の発表ではなく、投稿者がまとめた情報です)。仮に大人11,900円の日ばかりなら、スタンダードは22,000 ÷ 11,900 ≒ 1.8で2回、グランロイヤルは50,800 ÷ 11,900 ≒ 4.3で5回が目安になります。
ただし、スタンダードで高い日を狙うときは注意が必要です。1デイが高くなりやすい日ほど、スタンダードでは入れない除外日になっていることが多いからです。実際、そのXアカウントの10月22日〜25日の投稿でも、11,900円の日にはそろって「年パス除外日」と書かれていました。スタンダードの元が取れるかどうかは、除外日ではない日に何回行けるかで計算するのが現実的でしょう。
スタンダードの入場除外日と、除外日に行く方法
スタンダードを選ぶかどうかは、除外日にどれだけ行きたいかでほぼ決まります。ここでは2026年10〜12月の除外日の日程と、除外日でもスタンダードで割安に入る公式の方法を見ていきます。
除外日は年間約90日、2026年10〜12月の日程
公式の年間パス比較表では、スタンダードの入場除外日は「年間約90日」です。2026年10月26日に公式の「年間パス 入場除外日」のページで確かめた日程は次のとおりでした。
| 月 | スタンダードの入場除外日 |
|---|---|
| 2026年10月 | 3日〜5日、10日〜12日、17日〜19日、23日〜26日、30日〜31日 |
| 2026年11月 | 1日〜3日、7日〜8日、21日〜23日 |
| 2026年12月 | 19日〜20日、25日〜31日 |
10月は15日間が除外日で、10月の土曜と日曜はすべて含まれ、スポーツの日の12日(月)も入っています。11月は8日間で、文化の日の3日(火)と勤労感謝の日の23日(月)を含み、12月は19日・20日の週末とクリスマスから大みそかまでの9日間でした。10〜12月の3か月だけで32日になる計算です。Xでも「10月は年パス除外日多すぎ」という声がありました。2027年1月以降の除外日は「後日、公式WEBサイトにて発表」とされているので、年をまたいで使う予定なら、発表を待って確かめる必要があります。
除外日の前日は混みやすい、という見方もXでは目立ちました。混雑予想のアカウントは、10月29日(木)は翌日からの除外日の前に放課後の学生が集まって大混雑すると予想しています。これは個人の予想ですが、除外日の前の平日は年間パスを持つ人が集中しやすい、というのは除外日の仕組みから考えても自然なことでしょう。
除外日以外でも、年間パスでは入れない時間があります。年間パス規約によると、年間パスで入れるのは「有効期間内のパークの通常営業時間帯のみ」です。別にチケットが必要な特別有料イベントや、カウントダウンのような特別営業時間帯のイベントは、グランロイヤルでも年間パスだけでは入れません。また、有効期間の最終日が休業日か、スタンダードの場合は除外日にあたるときは、その直前の営業日が最終日になります。たとえば12月25日〜31日が除外日の年に、12月28日が最終日になるスタンダードを持っていると、実際に使える最後の日は除外日の前の営業日まで前に寄るわけです。
さらに、どちらの年間パスでも、混雑の状況によっては入場まで待つ、または入場を断られる場合があると規約に書かれています。年間パスは「いつでも必ず入れる券」ではない、という点は覚えておきたいところです。
除外日に行きたいときの開始日ルールと割引
スタンダードを持っていても、除外日にパークへ入る公式の方法は2つあります。
1つ目は、有効期間開始日です。公式ページには「除外日でも、年間パスの有効期間開始日なら入場OK!」とあります。WEBチケットストアで買う場合は、購入時に有効期間の開始日を選べます。パークで買った場合は、買った日が開始日です。つまり、行きたい日が除外日なら、その日を開始日にして新しく買えば入れます。Xにも、「スタンダードだけど新規で買えば初日は除外日でも入れる」と、除外日の初日から新しい年パスを使い始めた投稿がありました。ただし公式の注記では、開始日が除外日の場合、一部の特典は使えないものがあるとされています。
2つ目は、スタンダードを持つ本人だけが買える「除外日割引1デイ・スタジオ・パス」です。通常は除外日の1デイが30%OFFですが、25周年を記念して、2026年9月12日〜12月31日の入場分は期間限定で半額になっています。
| 区分 | 通常価格 | 除外日割引(2026年12月31日入場分まで) |
|---|---|---|
| 大人 | 8,400円〜 | 4,200円〜 |
| 子ども | 5,500円〜 | 2,750円〜 |
2027年1月2日以降の入場分は30%OFFに戻り、1月2日入場分の販売日は2026年11月4日(水)と案内されています。使うときの条件は次のとおりです。
- 買えるのはスタンダードを持つ本人の分だけで、1つの年間パスにつき1枚までです。
- Clubユニバーサルに年間パスを登録し、ログインした状態で「クーポン・特典」から、入場日の2ヶ月前から買えます。
- 各日、決まった枚数に達したら販売終了になります。
- 購入後のキャンセルはできません。日付の変更は、変更後も除外日であれば可能です。
- このチケットから年間パスへのアップグレードはできません。
- 2026年12月31日分の除外日割の販売は、16:30で終わります。
なお、除外日割引1デイで入るときも、ふつうの1デイのように券だけで入るのではなく、持っている年間パスのQRコードと登録済みの顔認証データで、入場のたびに確認が行われます。
除外日に行く回数が年に3回だとすると、半額の期間なら大人4,200円〜×3回で12,600円〜になります。グランロイヤルとの差額28,800円と比べてみると、除外日に行く回数が少ない人は、スタンダードに除外日割引を組み合わせたほうが安く済む計算です。
年間パスの特典。全員共通のものと、グランロイヤルだけのもの
年間パスの得かどうかは、入場券の代わりになるかどうかだけでは決まりません。同伴者の割引や駐車場の割引など、使う人によっては大きな差になる特典があるので、共通のものとグランロイヤルだけのものに分けて確かめます。
どちらにも付く同伴者・誕生日・駐車場の割引
公式の年間パスのページで「すべての年間パス共通特典」とされているのは次の3つです。どれも、Clubユニバーサルに年間パスを登録して、ログインした状態で使うことが前提になっています。
同伴者割引(5名まで)
年間パスを持つ人と同じ日に入る同伴者5名までが、1デイ・スタジオ・パスを割引価格で買えるというものです。大人は8,400円〜が8,000円〜、子どもは5,500円〜が5,200円〜になります。1つの年間パスにつき5枚までで、各日の制限枚数に達したら終わりです。購入時は必ず同伴者と一緒に来場するよう案内されています。
バースデー割引(5名まで)
年間パスを持つ本人の誕生月とその翌月に入る日なら、同伴者5名までの1デイがさらに安くなり、大人は7,200円〜、子どもは5,000円〜です。販売は誕生日の前々月の1日からで、公式の例では、4月1日生まれの人なら2月1日から買えるとのことでした。除外日割引を使う日でも、同伴者のバースデー割引は買えると書かれていました。
公式パーキングの1,000円割引
公式WEBサイトに載っているパーキングで、駐車料金から1,000円(税込)が引かれます。条件は次のとおりで、スタンダードとグランロイヤルで使える日が違います。
- グランロイヤルは毎日使えます。
- スタンダードは、土日祝日と除外日には使えません。
- 対象は大人の年間パスで、本人が乗る乗用車1台のみです。
- トールプラザ(料金所)で提示する必要があり、精算後の利用はできません。満車で公式パーキングに入れない場合も使えません。
使うときの細かい注意として、同伴者割引のパスはClubユニバーサルの「クーポン・特典」だけで販売されていて、年間パスを登録したアカウントでログインしていないと、割引そのものが画面に表示されません。除外日割引と同伴者割引は併用できるので、スタンダードを持つ人が除外日割引で入り、同じ日の友人の分を同伴者割引で買う、という組み合わせも可能です。バースデー割引の注意事項には、パーク入場時に証明書の原本の提示を求められる場合があるとも書かれています。
車で行くことが多い人の場合、グランロイヤルなら土日でも1回1,000円引きになるので、たとえば土日に10回車で行けば1万円分の差になります。Xでも、グランロイヤルを更新した理由に「車で行くことも多い」ことを挙げた投稿がありました。
グランロイヤルだけの特典と先行販売
グランロイヤルだけに付く特典として、公式ページには次のものが並んでいます(2026年10月26日時点)。
| 特典 | 内容と条件 |
|---|---|
| フルサービスレストラン10%割引 | 対象はパークサイド・グリルとSAIDO(季節で変更あり)。グループ内に1人でも持っていれば、グループ単位で割引 |
| 連続更新割 | 大人50,800円→45,800円、子ども34,500円→31,100円。有効期間が1日でも空くと対象外。WEBチケットストアのみ |
| スペシャルイベントのチケット先行販売 | 例:「NO LIMIT! カウントダウン 2027」は、2026年9月30日21:30までに買ったグランロイヤルが対象で、10月7日〜9日に先着順で販売 |
| 先行体験(抽選) | 例:『ユニバーサル・ホリデー・ワンダーズ』の先行体験。応募は2026年11月6日14:00〜11日23:59、体験は11月24日17:00〜18:30(予定) |
| USJ スペシャル・ファン・ナイト | 有効期間開始日が2025年12月1日〜2026年11月30日の人は、2027年1月に実施予定。抽選になる場合もある |
このほかに期間限定で、2026年3月31日〜2027年3月30日を入場開始日に含むグランロイヤルの購入者に、オリジナルピンバッジを配る特典もあります(配布は2027年5月31日まで、ユニバーサル・スタジオ・セレクトでQRコードを提示)。
表の特典にも、それぞれ細かい条件があります。レストランの割引は、ほかの特典との併用ができず、天候や時間によって営業しない店舗もあると注意書きがあります。1回のグループの会計が10,000円なら1,000円引きになるので、パーク内でよく食事をする人ほど効いてくる特典です。連続更新割を使うときは、Clubユニバーサルにログインし、登録しているチケットから更新したい年間パスを選んで「更新」ボタンから進みます。
期間限定の小さな特典としては、2025年11月4日〜2026年11月3日に、対象のカーニバルゲームでグランロイヤルを見せると、ゴブレット・ロブの球数が10球から12球に、コイン・ピッチのコインが30枚から40枚に増えるというものもありました。ゲームチケットはクルーのいるレジで買う必要があり、自動販売機での購入は対象外です。期限が近いので、これから買う人は使えるかどうかを日付で確かめてください。
ここで気をつけたいのは、先行販売のように「この日までに買ったグランロイヤルが対象」と締め切りがある特典です。カウントダウンの先行販売は、9月30日の締め切りの後に買った人は対象外でした。カウントダウンやワンピースのショーなど、特定のイベントを目当てにグランロイヤルを考えるなら、イベントのページで購入の締め切りを先に確かめておく必要があります。
連続更新割は、毎年続ける人にとっては大きな差です。大人なら毎年5,000円安くなり、Xには、去年の更新価格43,800円で36日入場し、1日あたり約1,216円になったと計算している投稿もありました(価格は投稿者の前年のもので、いまの価格とは違います)。一方で、遠方からホテルに泊まって通う人が、年間パスなら途中退園と再入場が何回でもできるのが楽だと書いた投稿もあり、使い方によって重視する特典は人それぞれのようです。
買い方、当日アップグレード、更新と入場時の顔認証
最後に、どこでどう買うか、パークにいる日に入場券から切り替える方法、更新のタイミング、そして入場のたびに行う顔認証と紛失したときの手続きを確認します。買った後のキャンセルはできないので、ここは買う前に読んでおきたい部分です。
新規購入の方法と開始日、キャンセル
公式サイトで案内されている新規の買い方は、主に次の3つです。
- WEBチケットストア:購入時に有効期間の開始日を選べます。支払いはクレジットカード(一括払いのみ)、電子マネー(d払い、PayPay、楽天ペイ、メルペイ、au PAY)、コンビニ支払いで、1回の申し込みは合計300,000円(税込)未満までです。Clubユニバーサルにログインせずに買うこともできますが、特典を使うには後で登録が必要になります。
- ローソンチケット(WEBサイト/ローソン店頭「Loppi」):スタンダードもグランロイヤルも扱っています。公式の注記では、スタンダードは除外日には入れないものの、購入日当日が除外日の場合は入場できるとされています。
- パーク:パークで買った場合は、買った日が有効期間の開始日になります。
有効期間は、年間パス規約によると「有効期間開始日から翌年同日の前日まで」です。2026年11月10日に始めれば、2027年11月9日まで使えます。
いちばん大事なのはキャンセルのルールです。規約では、購入後のキャンセルや変更はできない(法令上の解除または無効の事由がある場合を除く)とされています。アップグレードの案内でも、有効期間開始日の変更は一切できないと書かれていました。開始日を決めるときは、使い始めたい最初の日と、1年後の最終日の両方を考えておくと失敗が少なくなります。たとえば、毎年同じ季節のイベントに行きたいなら、そのイベントの時期が2回入るように開始日を選ぶ、という考え方もあるでしょう。
また、年間パスの特典はClubユニバーサルへの年間パスの登録と、顔認証データの登録をした人が、有効期間内に限って使えます。公式ページには「初回入場意向日より前では利用できません」と書かれているので、開始日より前に同伴者割引などを使うことはできません。家族や友人の分をまとめて買った場合も、年間パス1つにつき1つのClubユニバーサルのアカウントを作って登録するよう案内されています。
当日アップグレードとグレードの変更。差額の考え方と必要なもの
すでに1デイ・スタジオ・パスなどで入場している日なら、「アップグレード購入」で年間パスに切り替えられます。公式の説明では、入場当日に、年間パスとの差額を払って年間パスを新規購入する方法です。手順と条件は次のとおりです。
- パークに入ってから、年間パス・センターで差額を払います。アップグレードできるのは入場当日、パーク内だけです。
- 氏名や住所などの登録が必要で、運転免許証、資格確認書、学生証などの公的書類を持っていきます。家族で申し込むなら、代表者1名の書類で足ります。
- 有効期間は、アップグレードした当日から1年間です。
- 支払いは現金、クレジットカード、電子マネー(WAON、iD、QUICPay)、コード決済(PayPay、楽天ペイなど)が使えます。
2デイや1.5デイなどの複数日券なら、入場2日目でもアップグレードでき、その場合は1日目が開始日になります。ただし2日目が除外日なら、スタンダードへのアップグレードはできません。ご優待券など、対象外のチケットもあるので、手元の券が対象かどうかはクルーに確かめるよう案内されています。
差額がいくらになるかについて、公式の2026年6月30日のお知らせのFAQは「購入価格との差額」としたうえで、「差額についてはアップグレード時にご確認ください」としています。参考として、アメブロの個人ブログには、企業の貸切イベントの当選チケットで入った日に、当時の価格でスタンダード大人21,000円から、その日の大人チケットの7,600円を引いた13,400円を払ってアップグレードしたという例が載っていました。いまの価格とは違い、チケットの種類によってはアップグレードできないとも書かれていますが、その日の入場券の価格が差し引かれる、という考え方はこの例からもわかります。
スタンダードからグランロイヤルへの変更もできます。規約によると、払うのは「購入した年間パスの価格」と「変更当日に販売している変更後の年間パスの価格」の差額で、有効期間は変更前の年間パスと同じままです。除外日のページには、除外日はアップグレードの手続きが混み合うので除外日以外での手続きを勧めること、アップグレードで有効期限が延びることはないことも書かれています。Xには、除外日にスタンダードをグランロイヤルへ変えたいときどこで手続きすればいいのか、と尋ねる投稿もありました。除外日にはスタンダードでは入場できないので、予定があるなら、除外日の前に手続きを済ませておくのが確実です。
入場は毎回QRコードと顔認証。紛失したときと更新の手続き
年間パス規約によると、年間パスで入場するときは、毎回、年間パスのQRコードと、登録済みの顔認証データで本人確認をします。顔写真の登録は、最初にパークへ入るときに入場ゲートで行います。確認の際に、眼鏡、サングラス、帽子、マスクなどを外すよう求められることがあるので、初めて使う日はゲートで少し時間がかかるつもりでいるとよいでしょう。
年間パスは登録した本人だけが使えます。本人と確認できないときは入場を断られることがあり、転売、貸与、譲渡は禁止です。転売などがわかった場合は、その年間パスが無効になると規約に書かれています。家族で回し使いすることはできない、ということです。
なくしたときや忘れたときの扱いも決まっています。
- Clubユニバーサルに年間パスを登録していれば、スマートフォンのClubユニバーサルの画面に年間パスのQRコードが表示されるので、紙のパスを再発行する必要はありません。
- 登録していない場合は、パークエントランスに向かって右側のゲストサービス・ウインドーで、QRコードでの再発行になります。手数料は200円(税込)で、本人が個人情報を確認できる証明書を持っていく必要があります。入場日に年間パスを忘れたときも、同じく200円の再発行手続きで入場できます。
更新は、有効期間が切れる2ヶ月前からできます。Clubユニバーサルにログインして、登録しているチケットから更新したい年間パスを選び、「更新」ボタンから進む流れです。複数枚を更新するときは1枚ずつの手続きになります。更新した年間パスは、今の年間パスの有効期間終了日の翌日から1年間有効です。注意したいのは、有効期間が切れてしまった年間パスは更新できず、新規購入になることです。グランロイヤルの連続更新割は1日でも空くと使えないので、更新する予定なら期限の前に手続きを済ませておきましょう。また、子どもの年間パスを大人の年間パスに更新するときは、年間パス・センターへ行く必要があると公式ページに書かれています。
QRコードはスマートフォンで出すことが多いので、当日の電池切れには気をつけたいところです。公式アプリのe整理券を使う日は特にスマホを使う時間が長くなるので、充電の準備は「USJ公式アプリのe整理券で慌てない準備とスマホの充電対策」の記事もあわせて参考にしてください。
USJの年間パスを買う前に確かめたい5つのポイント
ここまでの内容を、買う前のチェックリストとして5つにまとめます。どれも2026年10月26日時点の公式情報にもとづいているので、購入前には公式サイトで最新の情報を確かめてください。
- 価格と年齢を確かめる:スタンダードは大人22,000円・子ども15,400円、グランロイヤルは大人50,800円・子ども34,500円です。大人か子どもかは有効期間開始日の年齢で決まり、シニアや障がい者の割引価格はありません。
- 元が取れる回数は「行ける日の1デイ価格」で計算する:1デイが最安の大人8,400円なら、スタンダードは3回目、グランロイヤルは7回目で上回ります。高い日ほど回数は減りますが、高い日はスタンダードの除外日になっていることが多い点に注意します。
- 除外日の日程と、除外日に入る方法を知っておく:スタンダードの除外日は年間約90日で、2026年10月は15日間です。開始日なら除外日でも入れるほか、本人1枚の除外日割引1デイ(12月31日入場分までは半額)があります。
- 使う特典を数える:同伴者割引とバースデー割引は5名まで、駐車場は1,000円引き(スタンダードは土日祝と除外日は対象外)です。グランロイヤルのレストラン割引、連続更新割、先行販売は、締め切りや条件まで確認します。
- キャンセル不可、本人のみ、更新は期限前:購入後のキャンセルや開始日の変更はできず、入場は毎回QRコードと顔認証です。更新は2ヶ月前からで、期限が切れると新規購入になり、連続更新割も使えなくなります。
年に2〜3回、平日を中心に行くならスタンダード、週末や連休、季節のイベントに合わせて何度も行くならグランロイヤル、というのが価格と除外日から見た大まかな目安です。迷ったときは、パークに行った日に1デイとの差額で切り替えるアップグレードを使えば、その日の入場券代を無駄にせずに決められます。